歩きスマホに携帯は、姿勢の安定性が19%低下する
携帯電話ヤスマホで、トレーニング強度や姿勢の安定性が低下するようだ 運動中に携帯電話を使用することは、姿勢の安定性に影響をおよぼすようだ、という米国ハイラム大学からの研究報告。 ただし、音楽を聴いても、影響はないとのことである。 早足で歩くパワーウォーキングの効果を上げたいのであれば、携帯電話をオフにするように、 と筆頭著者のマイケル・リボルド助教授はアドバイスしている。 研究チームは、運動中に携帯電話で話したりメールしたりすると運動の強度が低下してバランスに影響を与えることを明らかにした。 研究チームは、携帯電話で話したりメールしたりすることが、日々の活動中のバランスに悪影響をおよぼすことを示した。 この研究は、携帯電話の使用が姿勢の安定性におよぼす影響を調べた研究として知られている初めてのものである。 「歩きながら絶えず携帯電話で話したりメールをしたりしていると、2つの行動に注意が分散し、それが原因で姿勢の安定性が失われる可能性がある。 そのため、転倒や筋骨格傷害など、姿勢の問題以外で特有のリスクも大きくなるだろう」 とリボルド助教授は述べている。 大学生45人を対象に行われた調査によると、運動中に携帯電話でメールをしていると、携帯電話を使用していない場合と比べ、 姿勢の安定性に与える影響は有意に大きくなり、最大45%増加することが明らかになった。 この調査では、運動中に携帯電話で話しをすると姿勢の安定性が19%低下することも明らかになった。 一方、携帯電話で音楽を聴くことは、運動中の姿勢の安定性に顕著な影響をおよぼさないという調査結果も示された。